蒸気機関車を一本撮影。そしてホテルにチェックインして
1時間ほど昼寝をしてから中央駅に夕食を買いに出かける。
部屋で食べてから、例によってネクタイを締めて、徒歩で
歌劇場に向かった。開演は18時00分である。
Oper Frankfurt (フランクフルト歌劇場)で聴いたのは
ヴェルディ作曲 歌劇「アイーダ」。
絢爛豪華にピラミッドやスフィンクスに戦車が出てくる
古代エジプトが舞台ではなく、読み替えられた演出で
無時代設定の舞台である。建物や登場人物に1920〜1930
年代風の服装が居るかと思えば、一部に封建領主時代の
衣装、それに古代エジプト風も居る。そして第二次大戦時
ドイツの親衛隊のような軍服姿も。読み替えとはまるで
新演出をぶっていたりするが、なんだかなぁと云うのが
正直な感想だ。奴隷には子供や女性も含まれており、その
奴隷がいたぶられるシーンは大戦時ドイツの行いを連想
するのだが、観客のドイツ人は何も感じないのだろうか。
元旦早々、アイーダは辛いなぁと思って聴いていた。
しかし終わってしまえば、やっぱこんな演出も有りなのかと
思えてしまった。
BESETZUNG
Musikalische Leitung; Erik Nielsen
Inszenierung; Lydia Steier
Bühnenbild;Katharina Schlipf
Kostüme;Siegfried Zoller
Licht;Joachim Klein
Chor;Tilman Michael
Dramaturgie;Mareike Wink
Aida;Ekaterina Sannikova
Radamès; Alfred Kim
Amneris;Agnieszka Rehlis
Ramfis;Kihwan Sim
Amonasro;Iain MacNeil
Der König von Ägypten;Andreas Bauer Kanabas
Ein Bote; Kudaibergen Abildin
Eine Priesterin;Monika Buczkowska
Chor der Oper Frankfurt
Frankfurter Opern- und Museumsorchester
添付写真;開演前に。今月01日、Oper Frankfurt。
開演時には満席になった。
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
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