2024年01月22日

第26次 訪独(8)フランクフルトでアイーダ

今月01日、早朝に Dresden を出発し移動。Frankfurt 近郊で
蒸気機関車を一本撮影。そしてホテルにチェックインして
1時間ほど昼寝をしてから中央駅に夕食を買いに出かける。
部屋で食べてから、例によってネクタイを締めて、徒歩で
歌劇場に向かった。開演は18時00分である。

Oper Frankfurt (フランクフルト歌劇場)で聴いたのは
ヴェルディ作曲 歌劇「アイーダ」。
絢爛豪華にピラミッドやスフィンクスに戦車が出てくる
古代エジプトが舞台ではなく、読み替えられた演出で
無時代設定の舞台である。建物や登場人物に1920〜1930
年代風の服装が居るかと思えば、一部に封建領主時代の
衣装、それに古代エジプト風も居る。そして第二次大戦時
ドイツの親衛隊のような軍服姿も。読み替えとはまるで
新演出をぶっていたりするが、なんだかなぁと云うのが
正直な感想だ。奴隷には子供や女性も含まれており、その
奴隷がいたぶられるシーンは大戦時ドイツの行いを連想
するのだが、観客のドイツ人は何も感じないのだろうか。
元旦早々、アイーダは辛いなぁと思って聴いていた。
しかし終わってしまえば、やっぱこんな演出も有りなのかと
思えてしまった。

BESETZUNG
Musikalische Leitung; Erik Nielsen

Inszenierung; Lydia Steier
Bühnenbild;Katharina Schlipf
Kostüme;Siegfried Zoller
Licht;Joachim Klein
Chor;Tilman Michael
Dramaturgie;Mareike Wink

Aida;Ekaterina Sannikova
Radamès; Alfred Kim
Amneris;Agnieszka Rehlis
Ramfis;Kihwan Sim
Amonasro;Iain MacNeil
Der König von Ägypten;Andreas Bauer Kanabas
Ein Bote; Kudaibergen Abildin
Eine Priesterin;Monika Buczkowska

Chor der Oper Frankfurt
Frankfurter Opern- und Museumsorchester

添付写真;開演前に。今月01日、Oper Frankfurt。
開演時には満席になった。

by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/

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posted by gagaku at 22:39| 国内外の蒸気機関車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする