2023年12月13日

南朝 うどん

例えば京都に行くと、「誠」の字の下に一番隊から
十番隊までの組長の名前を書いた「新選組T シャツ」
を売っていたりする。
しかし吉野で 「菊の御紋」の下に初代から四代までの
南朝天皇の名前が書かれたTシャツなど、南朝グッズを
見たことがない。
しかしこの うどんが唯一、南朝を名乗ったグッズでは
ないだろうか。よしのやさんの「南朝うどん」だ。
吉野本葛が練り込んであり、口当たりが滑らかで喉越し
が良いうどんだ。
吉野葛が練り込んであるから「吉野=南朝」という
単なる図式ではなく、麺の コシが有って歯ごたえの有る
麺が南朝の存続感を連想するからというネーミングでは
ないかと、想像する。
延元元年(1336)から元中九年・明徳三年(1392)の
南朝期、そしてその後の文明十一年(1479)までの後南朝の
通算143年の長き
に渡って足利賊と北朝に対して吉野に
天皇家が存続したのは、まさにコシの強さと気骨の
歯ごたえであろう。

by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/

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posted by gagaku at 20:33| 史跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする