フォーレ作曲【レクイエム(ジョン・ラター版)】
を聴いてきたことを、18日の拙ブログに記した。
18日のブログにも記したが、フォーレの『レクイエム』
で多く演奏される版は、1901年アメル社から出版された
フルオーケストラ版である。しかしこれはフォーレ
自身の筆でない可能性が高いことから、確実性の高い
1898年のスコアを研究した2種の版が有る。
ネクトゥー・ドゥラージュ版と、本当に最近である
1984年に纏め上げられたジョン・ラター版である。
演奏会で用いられたラター版の『レクイエム』は
デイビット・ヒル指揮ボーンマス・シンフォ二エッタの
演奏CD を持っているが、ラター自身が指揮した CD が
存在すると知って取り寄せ、それが今の マイブームと
なっている。PC やりながら、本を読みながら の
ながら聴き” だが、一日に一回は仕事から帰って
聴いている。 透明感” って表現はありきたりだが、
音の厚みで勝負するのではなく、限られた人数だけで
室内楽的に演奏されるレクイエムは、美しくも儚さを
感じさせる。
この CD 、ラシーヌ雅歌に小ミサ曲も収録されており、
フォーレによる天上の安らぎの空間に浸ることができ、
超お奨め盤である。
添付写真;
ジョン・ラター版フォーレ作曲【レクイエム】CD。
ジョン・ラター作曲【レクイエム】CD。
名古屋合唱団へのラター氏からのメッセージ
(パンフレット掲載)。
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/