2019年03月28日

能楽堂へ

先週の土曜日(23日)は 「たけやま3.5」さんの
ライブがお台場の Zepp DiverCity Tokyo で開催され、
その翌日の日曜日(24日)には 「たけやま3.5
のメンバーさんを囲んでのオフ会が行われたので
参加してきた。

日曜日のオフ会は集合が 午後02時だったので、
集合時間まで、 水道橋の 宝生能楽堂
宝生会 春の別会能 】を鑑賞してきた。番組は
素謡【翁】、能【高砂】、狂言【二人袴】、能【安宅】
であった。
開演が午前11時であったが、能楽堂を午後01時10分
には出たかったので、残念ながら【安宅】は未見
となった。

宝生能楽堂は もう35年も前になってしまったが、
舞囃子などで立ったことのある舞台だ。上京して
時間が有ると宝生能楽堂へ足を運ぶようにしているが、
やっぱり懐かしさが行く度に込み上げてくる。
能【高砂】は仕舞も謡も稽古した番組だが、能で拝見
するのは記憶にないほど久しぶりである。だから
全くの初見のように、前場と後場の切り替わりの早さに
舌を巻いた。前シテが幕間に入ると、すかさず後シテ
が顕れる。瞬時にシテが装束を替えるのではない。
前と後、二人のシテが入れ替わるのである。前と後の
シテの背格好から体型もそっくりなので、入れ替わり
と分からない程であった。つまり、間狂言が無いから
シテ2人で舞わなくてはならないのだ。このような点は
実際に舞台を拝見してこそ、判る点である。
お囃子方も、切れ味最高で素晴らしい。やっぱり東京の
舞台である。【安宅】では 亀井広忠師も出られるよう
で拝見したかったが、オフ会の集合時間に間に合わないと
困るので、JR水道橋駅へ急ぎ能楽堂を出た。

■3月24日(日)/(1)11時〜(2)16時〜
「宝生会 春の別会能」

(1)●宝生流 素謡「翁」★宝生和英
   ●宝生流 能「高砂」作物出★亀井保雄 今井泰行
   ●宝生流 能「安宅」延年之舞 貝付貝立★武田孝史
(2)●宝生流 能「草紙洗」★當山孝道
   ●宝生流 能「道成寺」★佐野弘宜
◆宝生能楽堂 

添付写真は 宝生能楽堂ロビーで、チケットと番組表。

by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.co/myanmar/

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posted by gagaku at 21:17| 能楽・雅楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする