ライブがお台場の Zepp DiverCity Tokyo で開催され、
その翌日の日曜日(24日)には 「たけやま3.5」
のメンバーさんを囲んでのオフ会が行われたので
参加してきた。
日曜日のオフ会は集合が 午後02時だったので、
集合時間まで、 水道橋の 宝生能楽堂で
【 宝生会 春の別会能 】を鑑賞してきた。番組は
素謡【翁】、能【高砂】、狂言【二人袴】、能【安宅】
であった。
開演が午前11時であったが、能楽堂を午後01時10分
には出たかったので、残念ながら【安宅】は未見
となった。
宝生能楽堂は もう35年も前になってしまったが、
舞囃子などで立ったことのある舞台だ。上京して
時間が有ると宝生能楽堂へ足を運ぶようにしているが、
やっぱり懐かしさが行く度に込み上げてくる。
能【高砂】は仕舞も謡も稽古した番組だが、能で拝見
するのは記憶にないほど久しぶりである。だから
全くの初見のように、前場と後場の切り替わりの早さに
舌を巻いた。前シテが幕間に入ると、すかさず後シテ
が顕れる。瞬時にシテが装束を替えるのではない。
前と後、二人のシテが入れ替わるのである。前と後の
シテの背格好から体型もそっくりなので、入れ替わり
と分からない程であった。つまり、間狂言が無いから
シテ2人で舞わなくてはならないのだ。このような点は
実際に舞台を拝見してこそ、判る点である。
お囃子方も、切れ味最高で素晴らしい。やっぱり東京の
舞台である。【安宅】では 亀井広忠師も出られるよう
で拝見したかったが、オフ会の集合時間に間に合わないと
困るので、JR水道橋駅へ急ぎ能楽堂を出た。
■3月24日(日)/(1)11時〜(2)16時〜
「宝生会 春の別会能」
(1)●宝生流 素謡「翁」★宝生和英
●宝生流 能「高砂」作物出★亀井保雄 今井泰行
●宝生流 能「安宅」延年之舞 貝付貝立★武田孝史
(2)●宝生流 能「草紙洗」★當山孝道
●宝生流 能「道成寺」★佐野弘宜
◆宝生能楽堂
添付写真は 宝生能楽堂ロビーで、チケットと番組表。
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.co/myanmar/
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