最寄 JR は水道橋)にて 演能を拝見した。
下記にシテ方・ワキ方の演者名を記すが、お囃子方
および地謡は写真をクリックで拡大し、ご覧ください。
@ 宝生能楽堂 華寶会
能 (宝生流)【 卒塔婆小町 】
シテ:田崎隆三
ワキ:野口能弘、ツレ:野口琢弘
他
能 (金春流)【 殺生石 】
シテ:櫻間右陣
ワキ:野口敦弘
他
狂言(和泉流)【 栗焼 】
シテ;野村万作
アド;深田博治
主宰は下掛宝生流の(ワキ方)である
野口敦弘師である。ワキ方からの主催ゆえ、
流派を超えた番組が二番並ぶのが嬉しい。
まず拙者の稽古流派の宝生流による【卒塔婆小町】。
実は初見である。シテの老婆の枯れ具合がなんとも
云えない能だった。位が重い番組だろうが、若い
能楽師さんが舞ったらどんな小町になるだろうか、
そんな思いで鑑賞した。
【殺生石】は舞台の上の岩の作り物の中で野干に
変化して出て来る。岩の割れ方にも流派によって
いろいろ有るようで、興味深かった。岩の中から
赤頭で現れるのは、インパクト十分だ。道成寺
と違って、後見役が手伝うので脇正面席からだと
着替えが見える。できるなら正面席から鑑賞したい
番組である。
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
【関連する記事】