拙Blogにおいて昨年8月12日以来となる、1977(昭和52)年のドイツ蒸機の写真のUP。
機関車は東ドイツ国鉄(当時)の03型蒸気機関車。有名な急行用01型が重量が重く支線に入れないため、重量を軽減しつつ最高時速は130Km/hを維持した機関車。日本国鉄のC55に相当するポジションの機関車だ。
西ドイツのFrankfurt(M)から夜行列車で東ドイツに入国して、降りたのはLeipzigである。ライプツィッヒ・ゲバントハウゼ管弦楽団で馴染みの地名だから選んだ町だが、蒸気機関車が居るかどうか不明であった。しばし駅でたむろするも、全然 蒸気機関車の煙だに見えない。駅で警官に尋ねると、Halleに行けば居るという。Halleは音楽家ヘンデルの生誕地で、Leipzigから北方35Kmの場所だ。列車に飛び乗り、Halleに向かう。結局、Halleで見かけた蒸気機関車は、ディーゼルと重連で発車していく03型だけであった。7月30日のことだ。結局、この日は空振りの一日でLeipzigに戻りHotelにチェックインした。
03型を再度撮影できたのは、8月5日、Dresdenのエルベ河鉄橋においてであった。動輪直径2mのパシフィックながらボイラーが細く、スマートな機関車である。
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
↑写真;東ドイツ、ハレ中央駅(1977年7月30日;ゼンザブロニカS2、ニッコール75mm、トライX)
↓写真;東ドイツ、ドレスデン(1977年8月5日;ペンタックスKX、コダック・ネガカラー)
2009年02月27日
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