
近江八幡市へ左義長の日程調べに訪れた際、近江八幡市東川町の公民館前の
宝篋印塔も参詣してきた。狭く入り組んだ、なかなか地元の人でないと判りにくい場所に公民館はあり、敷地内の道路脇に唐突ともいえる状態で安置されている。流麗さよりも無骨さを感じさせる印象の、宝篋印塔である。相輪と基礎の方形部は後補である。笠の下の段級は二段、上は六段で、全体の大きさからするともう一回り大きくてもバランスがとれるであろう三弧輪郭つきの隅飾突起がついている。塔身には三面に金剛界四仏を薬研彫りし月輪内に納め、刻銘の側には月輪は無い。塔身の銘は、「
正和四季(1315)
卯乙八月日 願主 源円阿弥陀仏 為二親」となっている。この地方の豪族源氏が在俗出家して源円阿弥陀仏 の法名を名乗ったもので、両親の追善供養のための造塔だという。
実に700年弱前の石塔である。手前を通り過ぎる少女と比べると、石塔の大きさが推される。
(昨年12月23日撮影;Nikon D300+VR18-200mm)
by
HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
posted by gagaku at 20:24|
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石造美術
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