ホールへ入る前に玄関先でウロウロしていたら、私を呼ぶ声が、、。振り向くと、神宮の楽師さんの某先生のご尊顔が。突然のことで、しかも今日は洋服であるから驚いた。開演まで、次回の神宮の秋季神楽祭での「迦陵頻」の話になった。舞女さんの大きく天に飛翔するが如く反る舞ぶりが美しいという話をしたら、あれはそのようにするように指導している訳ではないが、自然に反るようになっているとの事。教えられる訳でもないのに反るのは、自然と飛翔するような気分に成り切ってしまうのだろうか。教えられるのでもないのに、そのようになるのが神宮の迦陵頻の特徴になっているということも素晴らしい。そのようなお話してるうちに、開演時刻となった。
曲目は下記の通りであった。
管弦 平調 音取、三台塩急、盤渉調音取 青海波
舞楽 敷手 抜頭、 太食調 音取 長慶子
(撮影機材;Nikon D300+VR18-200mm)
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
↓写真2枚 ■右方舞楽「敷手」
舞の途中で、向かい合い膝まついて装束の右肩を脱ぐ。そして舞台を回るように舞う。会場の客席が階段状に高くなっているので、俯瞰するように舞が拝見できた。このようなすり鉢の底で舞うような舞台だと、鑑賞者は舞の周る様が良く分かる。美しい舞であった。
↓写真2枚 ■左方舞楽「抜頭」
ファインダー越しにも気迫が伝わってくる、力強い、見事な舞であった。素晴らしい舞の時は、ファインダーを覗いていても写欲を刺激するが如くに、心に伝わってくるものがあるものだ。
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諸事情から私は出演しませんでしたが、お楽しみ頂けたでしょうか。
また、偶然おみえになった楽師先生はひょっとしたら「O先生」ですか?
どのような伝手でお越しになられたんでしょう?
私も貴重なお話が聞けて勉強になりました。
神宮の楽師先生、どなたか教え子の方の関連か
と思いましたが、そうではないそうです。深く
お尋ねはしませんでしたが。。。
神宮の神楽祭ですが、舞女さんの曲は
春は胡蝶で秋は迦陵頻でこれから固定らしいです。
栄久舞など拝見したいのですが、、、。残念。。。
永らくHPの開設が遅れていましたが
先月開設に至りました。
今後は最新情報を随時掲載の予定です。
どうぞ宜しくお願い致します。
初めまして。先日は演奏会を楽しませて頂きました。
HPで最新情報をUPされるとのこと、今後の情報UP
を楽しみにしています。
貴会のご発展、ご活躍を楽しみにしています。
御案内、どうもありがとうございました。