東京堂出版からの、田中健次著【図解 日本音楽史】(¥2,600+税)です。
下記に書籍の項目を記しましたが、私自身、能・狂言や雅楽についての書籍は読んだことがあっても、他の日本音楽に関しては興味があっても何を読んでいいのか躊躇することが多々ありました。ですが、この書籍は過度に専門的過ぎず、それでいて簡単すぎることもなく、いろんなジャンルを読める素晴らしい本で、たいへんに参考になる本です。本のタイトルにも図解とありますように、図や表が多く使われることによって、難解になりがちな日本の伝統音楽が、巧くまとめられ執筆されてます。
私の写真が使われているからという意味ではなく、内容的に素晴らしい本ですから、日本伝統音楽に興味ある方には、初心者の方のみならず専門家の方、また教育現場の方々に絶対にお薦めです。
どうぞ宜しくお願いします。
(【図解 日本音楽史】目次より)
第1章 日本音楽のあらまし
第2章 雅楽
第3章 声明
第4章 能楽
第5章 琵琶楽
第6章 尺八楽
第7章 箏曲
第8章 三味線楽 その1・発生と地歌
第9章 三味線楽 その2・浄瑠璃
第10章 三味線楽 その3・歌舞伎
第11章 三味線楽 その4・近代の三味線楽――歌曲
第12章 民謡
第13章 楽器――その構造と用法
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
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楽しみですね! 楽しみが多いですね!
教科書に対して、巧くまとめてある参考書って、そんな感じの内容です。邦楽全般について、ここまで読みやすく整理された本って、なかなか今までに無かった本です。私の写真より、邦楽に興味があ有りなら、絶対にお薦めの一冊です。