妙法寺の集落は既にこのBlogにUPしているように、結界に勧請縄が掛けられている。その勧請縄の内部の集落に薬師堂があり、そこに宝篋印塔があって分かりやすい。その写真は今年1月4日に拙BlogにUPした通りである。その時は気が付かなかったのだが、薬師堂の道路を挟んだ反対側に光林寺という古刹があり、そこにも鎌倉時代末期の宝篋印塔があったのだ。一度に纏めて撮影してくればいいものの、再度 妙法寺町を1月27日に訪れて参詣し、その石塔を撮影した。
折からの雪で、石塔は雪をいただいていた。のみならず、墓地への路も雪があり、足跡も無い状態だった。さすがに石塔ファンでありながらも、暗い空の下の雪の中の墓地を一人歩いていると、自分は何をしているのかという気がしてくる(汗)。
この宝篋印塔の四方の格狭間には三方に開蓮花、正面の一面には三茎蓮花があらわされているというが、雪で見えにくかった。造塔は嘉元四年(1306)と、刻銘で分かるという。
この石塔、明るい日の撮影は、リンク先の ほあぐら氏のHPに詳しい。
(添付写真は本年1月27日撮影)
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
この集落(って云いましても、現在では街中ですが)には二箇所に勧請縄が掛かってます。径150mくらいの範囲に宝筺印塔が二基、そして勧請縄が二本と、有意義な場所です。ぜひぜひ〜。