2008年04月30日

玄関口の子供松明(近江八幡市) ・写真


moguchi Nitta.JPG松明火祭行事(宵宮)において、子供のいる家では、奉納奉火する子供松明を宵宮の日に玄関口に出しておく添付写真)。
そして夕刻に、奉火のために子供を連れて神社に参拝するのである。松明行事を撮影しながら、これまでに子供松明の奉火は撮影しながらも、玄関口に置かれた松明を撮影していなかった。先日は、松明行事の撮影4回目にして初めて玄関口に置かれた状態で撮影できた。この地域に限定した風習であり、それが連綿と受け継がれていることに感動した。各地の伝統芸能の後継者不足や民俗(民間)宗教の風習の衰退の中で、このように手の込んだ松明を作って焼いてしまうという風習の継続の純粋さに、民の宗教心の深さを感じる。
(滋賀県近江八幡市田中江町にて、今月26日撮影)
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
posted by gagaku at 20:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 近江の祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
子供松明と提燈が、この家の玄関の佇まいにピッタリあって、祭りの風情を高めていますね。
Posted by さぎ草 at 2008年05月01日 23:28
<さぎ草様    どうもです!

>この家の玄関の佇まいにピッタリあって

ですね!
洋風の玄関先にもありましたが、
やっぱこのような和風の玄関の方が似合いますね。
「現代における祭事情」的な報道なら、洋風建築
の玄関先の子供松明でも写真になるでしょうけど。
狙いが違ってしまいます。
Posted by Nitta at 2008年05月02日 21:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック