近江という地は、どうやら春先に
火祭りが盛んな土地のようである。これまで私が撮影して
拙HPにUPしているのは、
日牟禮八幡宮(近江八幡市)の左長祭りと、
勝部神社(守山市)の勝部の火祭りである。昨日は、蒲生郡安土町の
沙沙貴神社における
宵宮で火祭りがあったので出かけたが、途中でノーチェックだった
近江八幡市友定町の八坂神社の
火祭りに遭遇するというラッキーなことがあった。
沙沙貴神社への途中で大松明を見かけて、氏子さんに伺うと、奉火は21時とのこと。一旦、
沙沙貴神社の
大松明奉納と奉火を21時直前まで撮影して、急遽移動して
友定町八坂神社の
奉火にかけつけた。両神社の距離は3Km程で、車で5分弱で移動できるのもラッキーであった。この
八坂神社の大松明の左側を傘松明と呼ぶそうであるが、ちょうど今月14、15日に同じ近江八幡市の
日牟禮八幡宮で行われる、
八幡祭りの
大松明に類似した形態である。
云われは、源平が関係しているとか、水利や豊穣祈願とか云われるが、検討してみる必要があるだろう。京都の嵯峨で3月に行われるお松明はお釈迦様の荼毘をあらわすというし、お盆の花背の松上げは火伏せや精霊送りとも言われるなど、この手の火祭りは諸説あるからである。
添付写真上段は、昼間に左右のお松明を撮影。
添付写真下段は、奉火。弩迫力である。
(昨日の撮影@滋賀県近江八幡市友定町、八坂神社;Nikon D300+VR18-200mm)
by
HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
posted by gagaku at 18:35|
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祭り
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奉火! キリストを思い浮かべてしまいました。 <(_ _)>
相当大きいようですね!
今日、近江八幡市の教育委員会文化科へ尋ねたら、この手の松明祭りはこの地区に多いそうです。驚きました。今週末にもありますので、また行ってくるつもりです。