2008年04月03日

勧請縄(妙法寺町の護符)・写真

添付写真は滋賀県東近江市妙法寺町の勧請縄である。この勧請縄、掛け替えられる前の昨年12月30日に撮影して翌日に拙BlogにもUPした。その時の護符では、「急々如律令」の文字は集落外を向き、集落内には「町内安全 風雨順時 五穀成熟 萬民招福」と書かれた面が向いていた。今夜UPの写真は、今年になって掛け替えられた後の写真である。1月8日前後に掛け替えられた勧請縄を撮影したのは1月27日であったから、小勧請縄も昨年末の撮影時のように萎びていないし、美しい状態であった。ただ、護符では急々如律令は集落内を向いていた。呪文の内容が集落内外のどちらを向くかは、あまり関係なさそうである。勧請縄という呪術的装置の存在自体が重要なのであろう。小雪舞う中での撮影だが、雪中の勧請縄の写真は早くUPしないと違和感あるほど暖かくなってきた今日この頃である。
(今年1月27日撮影;Nikon D300+VR18-200mm)
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/

nakakaNitta.JPG
posted by gagaku at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 勧請縄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
勧請縄が現在でも続いていることが、偉大なことのように思います。
Posted by さぎ草 at 2008年04月06日 22:11
<さぎ草様   どうもです!

勧請縄を吊るすときに、どのような神事が行われるか、本当はそこから見てみたいのですが。僧侶さんか神職さんか、祭典の様式も違いますからね。
Posted by Nitta at 2008年04月07日 20:51
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