かなりシンプルな勧請縄である。蛇縄的に頭と尾の区別もはっきりしないが、道路を渡してある道切り・辻切りタイプの勧請縄だ。大縄からは小勧請縄が吊るされることもないが、中央に裏側を常緑樹で荘厳された護符が一つ付いていた。その護符の仏尊名が、過去七仏という不勉強な私的には知らなかった名前が記されていた。「南無…」という形で記されていた七仏は、下記の通りである。 注連縄に仏尊名、、、神仏習合的だ。
毘婆尸佛( 無憂 八萬歳) 、尸棄佛 (忍行 七萬歳)、 毘舎深佛 (寂滅 六萬歳)、拘留孫佛 (善覚 四萬歳)、 拘那含牟尼佛 (安和 三萬歳)、迦葉佛 (善友 二萬歳)、釋迦牟尼佛 (阿難 百歳)
集落の外れに掛けられたこの勧請縄、車で集落内から出てきた人に尋ねたら、すぐに場所が分かった。場所によっては勧請縄の所在が分からなくって人に尋ねると、勧請縄といっても埒が明かず、注連縄とか縄とか言うと関係ない神社を教えられたり縄を売っている店か、とか逆質問されたりする。あげくは、私はこの土地の者でないから、とか自転車漕いでいる人にまで言われる始末(苦笑)。あぁ〜あ。。。(汗)。
(滋賀県東近江市尻無町で、先月27日撮影、Nikon D300+VR18-200mm)
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
2008年02月19日
この記事へのトラックバック
実際、勧請縄吊りに関与してる人以外には
関心が低いのでしょうね。
面倒なこと訊かないでくれ的な目をされることも
しばしば・・・(汗)。