2008年01月19日

北畑八幡神社宝篋印塔 ・写真


kitaba.JPG最近 拙BlogにUPしている勧請縄(滋賀県蒲生郡日野町)は、国道307号線を走っていて見つけた偶然の産物。本来の目的地は、日野町北畑の八幡神社であった。ここに鎌倉時代の宝篋印塔が有るということで昨年の暮れに行ってきた。北畑の集落に入り、車を停める。約200mほど歩くと神社があった。拝殿後ろから本殿への石段を登ると、本殿左側に目的の石塔があった(添付写真)。この石塔の特徴は笠上の段形が五段で、一般的な六段と違うことだろう。なれどこの地方には例が多いそうで、格狭間の近江式文様と合わせてこの地方の特色かもしれない。惜しいのは、石塔の背後に欠損があって隅飾突起も無くなっていることである。(塔身部分の石質が違うように思えるが)塔身部分には、梵字で金剛界四仏が彫ってある。銘から正安元年(1299)の造立であることが分かる。
この日、雪が舞う寒い日であった。(昨年12月29日撮影;Nikon D300+VR18-200mm)
by HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
posted by gagaku at 19:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 石造美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この宝筺印塔もまだ拝見していません。
搭身は、別のものと思えますが・・・。梵字は大きいようですね。格狭間の文様がみたいです。 
Posted by さぎ草 at 2008年01月23日 22:10
<さぎ草様   どうもです!

薄暗く小雪が舞う寒い日に、誰も居ない神社へ石塔を見に行くのは、さすがに寒々としています(汗)。
やっぱ、塔身は違いますよね。
格狭間の文様は、無地でした。
Posted by Nitta at 2008年01月24日 20:13
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