
最近 拙BlogにUPしている
勧請縄(滋賀県蒲生郡日野町)は、国道307号線を走っていて見つけた偶然の産物。本来の目的地は、日野町北畑の
八幡神社であった。ここに
鎌倉時代の宝篋印塔が有るということで昨年の暮れに行ってきた。北畑の集落に入り、車を停める。約200mほど歩くと神社があった。拝殿後ろから本殿への石段を登ると、本殿左側に目的の石塔があった(
添付写真)。この石塔の特徴は笠上の
段形が五段で、一般的な六段と違うことだろう。なれどこの地方には例が多いそうで、格狭間の近江式文様と合わせてこの地方の特色かもしれない。惜しいのは、石塔の背後に欠損があって隅飾突起も無くなっていることである。(塔身部分の石質が違うように思えるが)塔身部分には、梵字で金剛界四仏が彫ってある。銘から正安元年(
1299)の
造立であることが分かる。
この日、雪が舞う寒い日であった。(昨年12月29日撮影;Nikon D300+VR18-200mm)
by
HP【舞!組曲】www.photoland-aris.com/myanmar/
posted by gagaku at 19:34|
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石造美術
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搭身は、別のものと思えますが・・・。梵字は大きいようですね。格狭間の文様がみたいです。
薄暗く小雪が舞う寒い日に、誰も居ない神社へ石塔を見に行くのは、さすがに寒々としています(汗)。
やっぱ、塔身は違いますよね。
格狭間の文様は、無地でした。